小さいおうち

仕事も一残してすっかり落ち着いて参りました。
私はというと、皆さんが無事に終わるのを見届ける仕事、なのでちょっぴり残業ですwなべです。

年明けは映画を見るチャンスが多くて嬉しいなぁ〜っということで、今度は『小さいおうち』を見てきました。
また公開前パンフレットなしです(;一_一
この作品は山田洋次監督作品です。
この人の作品は毎回俳優さんが同じですねw
今回も『山田ファミリー』とでも言えそうな面々が顔を揃えています。

主演は松たか子になるのかな?黒木華かな?
私の感覚では黒木華かなぁ。
妻夫木くんはストーリーテラーかな?

時代をまたぐお話なのでストーリーはなかなか入り組んでいます。
説明しようと思ったけど難しいので公式サイトのあらすじを借用w
『すべては、数冊の大学ノートから始まった。健史(妻夫木くん)の大伯母で先日亡くなったばかりのタキ(倍賞千恵子)が残した自叙伝だ。大学生の健史は、一人暮らしのタキの身の回りの世話に来るたびに、執筆中の原稿を読むことを楽しみにしていた。』
そうそう、そうなんですw
その自叙伝に描かれていたのは昭和初期の日本と、赤い屋根の小さなおうちで暮らす人々と、そこで起こった小さな恋愛事件でした。
そして、タキ伯母さんが背負い続けた秘密とは…というお話です。

感想としてはとても考えさせられることの多い作品でした。
歴史の知識としての時代とそこの場に現実に生きていた庶民との感覚の違いなど、歴史を知識や年表だけで考えていては感じることの出来ない『生活』がそこにはありました。

純真な少女時代のタキさんが胸に秘め続けた秘密の重責は現代にまで続く呪縛となります。
ラストシーンではタキさんは救われたのかな?と、ここでも考えてしまいました。

人によって受け取り方が色々ありそうな作品ですが、そこまで引き込まれてしまうという意味でも名作なのだと思います。

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