譲り合いのベクトル

おばーば様の手術も無事に終わり、あっという間に退院となりました。
ご心配して頂いた皆様、ありがとうございました。
まだ松葉杖ですが、しばらくしたら元気に歩いてくれると思います。

さて、今日は都心でも雪が降るとか降らないとか。
そんな日は皆暖かい服装をしようとモコモコに着膨れしています。
当然、通勤電車では密度が増して窮屈になります。

今日のお隣さん。
明らかにおデブさんで座席に収まりきっていません。
だけどドスンと座り肩をグイグイ押し込んできます。
無理やり収まった後もグイグイ押してくるので壁際に座っていた私は「もうこちらは壁にぶつかっているのでこれ以上譲れないんですよ」と、やさし~~~っく声を掛けてみました。
するとそのおっさん
「こっちも当たってんだから『譲り合って』座るしかねーだろ」と。

これ、妙に納得してしまいました。
このおっさんにとって『譲り合ってご乗車下さい』は、『デブな自分に場所を譲れ!』と聞こえているのです。
だから自分はふんぞり返って座って周りが避ければ良いという発想になるんですね。

私は、周りが誰だろうとそれぞれが譲りあい、規定のサイズ・位置に収まるように譲り合うものだと思っていました。
今回で言えば、当然、はみ出しているおっさんが出来る限り小さくなって周りに譲るものだと思いっています。
それでも収まらないならば「譲って頂けないでしょうか」とお願いする側じゃないのかと。
勿論、自分も大きいのでいつも電車に乗るときは腕を前に持って行き肩をつぼめて座っています。
それでもどうしても収まらない場合は座りません。

結局50分間肩をぐーっと押されていたので数時間たってもまだ肩が痛いですw
上のやりとりの時「だったら文句言わないでね」と釘を刺しておいたので、おっさんも不満そうに黙っていましたが。
おかしかったのは反対側に座っていたおじさんが何度もそのおっさんを押していたことですw
真ん中のおっさんも自分がはみ出していることに少しは気付いたかなぁ。

しかし、通勤地獄って本当に辛いなぁ。
あと十数年も続ける自信がないwww