最後の最後まで

W杯、日本対カメルーンが始まりましたね!なべです。
日本の不屈の遺伝子ははやぶさが見せてくれたぞ!頑張れ!ニッポン!

さて、そのはやぶさ君の最後の姿ですが、ネットの中継で何とか見る事が出来ました。
和歌山大学の皆さん、本当にありがとうございました。

その最後の勇士は本当に素晴らしい物でした。
計画に準じた点から言えば、カプセルは無事に分離、大気圏突入も予定の着陸地点ど真ん中という精密誘導。
さらにカプセルの破損はなく、あんまりにもど真ん中だったのでカプセルだけじゃなく「ヒートシールド」まで回収出来そうという。
もうおまいはどんだけ素直なイイコなのかと。

昨日もお伝えした「最後の撮影」もなななんと成功!
一節に寄れば、何枚も失敗したが最後の最後に成功。
しかしデータ送信途中に機体表面の温度が上昇し燃え始めたようで、データは途中までしか送られてこなかったとか。
それがこの一枚、はやぶさが最後に目に焼き付けた故郷地球の姿です!
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大気圏に突入する姿はそれはそれは美しかったです。
摩擦熱でバラバラになりながらもカプセルに寄り添うように燃え尽きるはやぶさ。
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上の様子は動画も色々ありましたが、NASAの動画が秀逸でした。
NASA Team Captures Hayabusa Spacecraft Reentry
Hayabusa re-entry
NHKもとっても頑張っていました。

頑張ったね、と言えば言う程、寂しい気持ちにもなりますが・・・。
はやぶさの技術も頑張りも次の世代に引き継がれていくはずです。
今日も「宇宙ヨット」イカロスは宇宙で「自分撮り」をやっているし、金星探査の「あかつき」は一路金星を目指しています。
是非皆さんも応援してあげて下さいね!

【6月16日追記】
文中で「摩擦熱」という表現をしていますが、正しくは断熱圧縮という現象だそうです。
勉強不足でした。
お詫びして訂正いたしますm(_)m