さまよう刃

瞬間接着剤を最後まで使い切った事がありません。
なべです。

昨日は久し振りに映画鑑賞。
今回は『さまよう刃』を見てきました。
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最初に断っておきますが、
・娘さんをお持ちの親御さん
・感情移入しやすい方
は見ない方がいいかも!?
最初に「父と二人で暮らす娘が少年犯罪に巻き込まれる」事から物語が始まりますが、その事件が見ていて苦しくなります。
表現としてそれなりにオブラートに包もうとしているようではあるのですが、恐らく娘さんをお持ちの方だときついかな~と。
ストーリーはその後、犯人を知ってしまった父親が未成年である犯人に対してどの様な行動を取っていくか、を軸に展開していきます。
主演の寺尾聰(父親役)はモチロンの事、竹野内豊(正義漢の刑事)や伊東四朗(ベテラン刑事)がそれぞれのスタンスでそれぞれの考えを語ります。
見ているこちらも、自分ならどうするか、また何が正義なのかと悩んでいく事になります。
正直、物凄く重いテーマで頭が疲れますw
だけど避けてばかりはいられないのかな、と考えさせられた作品でした。

すかっとしたい時にはお勧めできませんが、じっくり見られるいい作品だと思いました。