インビクタス~負けざる者たち~

ようやくアキレス腱炎が回復してきました。
なべです。

金曜日のダブルヘッダー2本目はクリント・イーストウッド監督のインビクタス~負けざる者たち~を見ました。
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モーガン・フリーマンが南アフリカ初の黒人大統領、ネルソン・マンデラ大統領を演じています。
この話を映画化するに当たり、マンデラ元大統領が「モーガン・フリーマンならOK」という話をした記事を見た覚えがあります。
確かに人種差別というとてもデリケートなテーマですし、下手をすれば陳腐に(ヒーロー物)なってしまう可能性もありますが、そこはイーストウッド監督が上手に表現していました。
モーガン・フリーマンの演技ももちろん素晴らしい物がありましたが、ラグビーチームのキャプテンを演じたマット・デイモンもいい味を出していました。
ちょっと筋肉バカっぽいけどマンデラ大統領の意を汲んで必死に応えようとする姿が美しいです。
なんかもう途中から映画じゃなくてドキュメンタリーを見ているようでした。
ようやく分かったんですがクリント・イーストウッド監督の映画って、ダーッと泣けるって言うよりも、じんわりと心に沁みてくる感じですね。
ちょっと焦れったい、だけどそこがかえって印象に残る、そんな感じの映画です。

ちなみに私は映画の中で頻繁に使われていた言葉、「赦す」が強く印象に残りました。

ゴールデンスランバー

やっと長い丈の寝間着にしましたw
昨晩足がつったなべです

今日はやる事なくなっちゃったのでお休みもらいました。
ようやく溜まったポイントが使える!と言う事で映画ダブルヘッダー行ってきましたw
一作目は『ゴールデンスランバー』です。
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クライマーズハイで切れ者記者を好演していた堺雅人が主役です。
以前にも『クヒオ大佐』で主演していましたがそれはあれがそれなのでw

原作は読んでいないのですが充分楽しめました。
展開が早くて退屈する暇が無く現在と過去への行き来も理解しやすいものです。
見ていて「何が言いたいんだよ」ってストレスがないのはいいですね。
主役の堺雅人さんの演技もクールな感じではなく朗らかな感じです。
同じような演技なんだけど微妙な言い回しや表情で使い分けている所は流石です。
ラストはスッキリしない部分もありますが、それはそれで想像力をかき立てられる終わり方なのかもしれません。
ずっとハラハラとグッと来るを繰り返し見せてくれる、退屈しない映画でした(^^)