海難1890

忘年会のBINGOの景品で『ほめくり、修造!』が当たりました!!なべです。
今年は勝ち組w

以前からずっと見たかった映画を見てきました。
トルコと日本の合作『海難1890』です。
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公開前パンフレット全ページ掲載は初めてですねw
気合の入れ具合もご理解頂けると思います(*´艸`*)
話は1890年、日本に親善大使団として訪れたエルトゥールル号の海難事故から始まります。
実に500人以上が犠牲になる大惨事の中、貧しい漁村の人々の献身で69名が助かります。
村人は助かった人々のために自分の分を削り暖かな食事を提供します。
寒さで凍える人には服を脱ぎ素肌で抱きしめ温めました。
遺族の気持ちを慮って被害者の血にまみれた遺品を一つ一つ丁寧に磨き上げます。
そんな姿に最初は頑なだった生存者の高官も心を開きます。
そして1985年。
イラン・イラク戦争下のテヘラン。
サダム・フセインはイラン上空を飛行する全ての航空機を無差別攻撃すると宣言しまう。
猶予は48時間。
外国人は次々とテヘランを脱出していきますが、日本政府は救援機を飛ばすことも出来ず現地の日本人は取り残されていきます。
最後の救援機はトルコのものでした。
テヘラン日本大使館の要望を受けたトルコ政府は2機の救援機を飛ばすことを決めます。
しかしやっとに思いで辿り着いたテヘランの空港にはまだ逃げ遅れていたトルコの人々があふれています・・・。

ほとんどストーリーを書いてしまいましたw
上のパンフレットにも書かれている内容です。
ほとんど史実に基づいたものですから結末もその通りです。
しかしもう私は映画のあいだ中、涙が止まりませんでした。
この映画のテーマにもなっている『真心』がひしひしと伝わってくるのです。

このエルトゥールル号海難事故、トルコでは教科書にも出ているという話もあるくらいメジャーだそうです。
日本ではそれほど知名度は無いんじゃないかな?
ちなみにこの作品の最後にはトルコの大統領もコメントを寄せています。
ちょっと緊張しながらも日本への友情を語る姿にもジーンとしました。

いがみ合う国々が多い中、無償の真心で友情を育んできた両国の国民に心から敬意と感謝の意を表します。