月に囚われた男【DVD】

日曜日の休肝日が習慣付いてきました!
晩酌が楽しみで月曜が早く終わるという効果もありますwなべです。

久々にDVDの感想です!
相変わらずコンスタントに見てはいるんですが、劇場で1回見た物だったりイマイチだったりでなかなか書けませんでした。
今回見たのは『月に囚われた男』です。
2009年のイギリス映画です。
この映画、なんとあのデヴィッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズの初監督作品だそうです。
日本でも上映したんだろうけど記憶にないです。
こういう話は好きなので予告編でも見ていれば間違いなく覚えていると思うんだけどな…。
設定がなかなか秀逸です。
舞台は近未来の地球と月。
地球は石油燃料が枯渇してしまい、その為に軌道エレベーター・・・ゲフンゲフンそれは別の物語ですたw
代替燃料を月に求め、月の裏側からヘリウム3を採取して地球のエネルギーの80%を賄っています。
その採取現場で働いているのはたった一人の男、サム・ベル(サム・ロックウェル)。
その仕事の任期は3年。
任期満了まであと2週間に迫ったある日に自分と同じ顔をした人間に出くわすという奇妙な出来事が起こります。
と、まぁこれだけでSF好きには好きな単語がいっぱいw

この作品、ほとんどがサム・ロックウェルの一人(二人?)芝居になっています。
二役の演じ分けも非常に上手く、同じ顔なのに別の人格を感じられました。
CGや演出も派手さは無く落ち着いて見られる感じがしました。
ストーリーも魅力的で脇役で出てくる人工知能のロボットもいい味出しています。
最近アメリカっぽい「ビクトリー!」な映画ばかりみているので妙に知的な感じの映画だな~と思えます。
うん、これはいい映画ですね!
前に見た『パリより愛を込めて』でも思ったけど、ヨーロッパの映画をもう少しチェックしてみようかな~っと思わせてくれる作品でした(o^∀^o)