サーバント・リーダーシップ

昼スタバしているのだけど呼び戻されちゃうかな?とドチドチななべです。

先日のエントリーでも書きましたが会社がてんてこ舞いの忙しさです。
私個人も役割分担+αの部分をしゃかしゃかやっております。
その分はひと山超えたかなぁ。
きっと次の分担があるとは思うけど。

こういう状況だと人間の本性が露わになって非常に興味深いです。
出来るだけ関わりを避けようとする人。
積極的に協力する人。
出来るが故にいつの間にか中心人物になってしまう人。
文句ばっかり言っている人もいれば、文句言ってるのに自分の事は全然出来てない人などなど。
そんな集団をまとめていくのは容易ではありませんね。

ここで表題の「サーバント・リーダーシップ」に触れてみたいと思います。
私がこの言葉に興味を持ったのは、踊るムービー3の中で小栗旬が演じていたのがこの名前を冠していた事が最初です。
映画の中では「調整役」としての位置付けでした。
ビジネス用語ではちょっと違うようで、リーダーの資質・タイプの一つのようです。
トップダウンの命令・指示ではなく、メンバー個々をリーダーが支える、言うなれば「思いやりリーダー」というもののようです。
リーダーシップの「シップ」が付いているから違うニュアンスなのかな?

私はこの考え方に大賛成で、この言葉を知る前から私の目指すリーダー像はこのような物でした。
チームには目標があり、それを達成するのが目的になります。
それを実行する為にリーダー・メンバーが存在します。
どうすればそのチームの力を最大限引き出せるか。
それを考えるのがリーダーに課せられた使命でしょう。

そうした時に上からの命令・指示「だけ」で最大限の力が出ると思っているリーダーでは限界があります。
逆にほいほいとお世辞や持ち上げばかりやればいいわけでも無いでしょう。
命令した方が動きがいい人もいれば自主性に任せた方がいい人もいます。
そこには個々の個性を理解して把握する必要があると思うのです。
その上で個々の力を最大限発揮させてあげる事が、もっとも目的を達成する近道になるのでしょう。
指示・命令をする事が目的になってしまう人もいますが、あくまで意思伝達は手段、どうすれば目標達成が出来るかを最優先に考えたいですね。

何度か書いた記憶もありますが、これこそまさに思いやりだと思うのです。
リーダのやり方を押しつけたり、リーダーがやりたい事をやるのではなく、個々別々にこの人はどう言えば聞きやすいか・動きやすいかを理解する事が必須なんだと思います。

ちょっとまとまりが無くなってしまいましたが、一般論で行動するのではなく、相手への思いやりをもう一度考えてみたいなぁと思うきっかけになりました。