沈まぬ太陽

昨日の「空から日本を見てみよう 2時間スペシャル」で母校が写りましたし母の母校はインタビューまで来てましたw
なべです。

もう帰っていいよ、という社長の言葉を受け映画見に行ってきました!
今日はTOHOシネマズデーで1,000円で見れたしね!
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ずっと見損ねていた沈まぬ太陽です。
山崎豊子さん原作でなかなか映画化されなかった事や、長編で途中休憩が入る事などがかなり話題になりました。
モデルは間違いなく日航で、航空機事故も御巣鷹山の日航ジャンボ123便の事故がモデルで、場所も御巣鷹山だし123便と言っていたと思います。
ちょっと調べてみた所だと少なくとも為替予約問題はあったみたい・・・です(要確認)

さて、そんな「限りなく現実をイメージしたフィクション」のこの作品ですが、かなりのインパクトがありました。
オープニングから激しい事故のシーンが続きます。
もうだめwまだタイトルも出てないのにwww
CGはそれほど派手に作り込まれていないのですが、何しろ心情の表現が非常に上手い。
役者の力を最大限に発揮させているのがよくわかりました。
私は原作を読んでいないので、それとの比較は出来ませんが話の内容は現代に通ずる事が多くありました。
会社の不条理や権力の腐敗など、日航再建の話が出ている今は見ていてリンクしてしまいます。
全体として本当に名作だと思います。
ただ、一点だけ私の好みをw
ちょっとネタバレになりますので未見の方はご注意を。
話は過去から現在までの流れがあるのですが、上の事故の件が最初に出てきます。
そのせいで後半は企業内抗争だけがメインになってしまいました。
事故の表現が秀逸だっただけに、前半を海外勤務、後半を現代の事故と出来なかったのかなぁと。
う~ん、確かに後半の尺が足りなくなるか。
まぁ素人の戯言ですw
何しろ考えさせられる事もいっぱい、感動もいっぱいの素晴らしい映画でした!