この世界の片隅に

すっかりご無沙汰しちゃってすでに師走も中頃ですね、なべです。

かなり前になってしまいますが『この世界の片隅に』を見に行ってきました。

公開前からこの映画は作品以外の部分で話題になりました。
主人公の声優を担当したゆん(能年玲奈が改名)が事務所を移籍した再出発の作品に対して、旧事務所に気を使った報道・テレビ局などなど、一切取り上げなかったとか。
それは逆に一般の人達に反感を買い、この映画を応援するタグが出来たりしていました。

そんなこんなはありましたが、実際の作品はと言えば…。
これは素晴らしい出来だったと思います。
戦争という過酷な環境の中で、ただひたすらに普通に生きようとする人々。
だけどそれを絶対に許さない戦争という魔物。
それでもただひたすらに生きていく。
それを淡々と、そしてまざまざと見せつけられます。
ゆんの声もキャラクターにドンピシャで引き込まれました。

なんか君の名は。ばかりが目立った今年のアニメ映画でしたが、ぜひとも見て頂きたい素敵な作品だと思います。